「私は正しいはずなのに苦しい」その理由

— 投影の正体④:エゴの正義化 —

「私は間違っていない」
「どう考えても相手がおかしい」

そう思っているのに、

なぜか苦しさが消えない

そんな感覚を抱えたことはありませんか?

目次

■ エゴの正義化とは何か

エゴの正義化とは、

自分の価値観や正しさを守るために、それを“絶対的なもの”として握りしめること

です。

・こうあるべき
・普通はこうする
・それは間違っている

こうした思考は一見、正論に見えます。

でもその裏側には、

自分を守るための“防衛”が隠れている

ことが多いのです。

■ なぜ「正しさ」にこだわるのか

理由はシンプルです。

正しさを手放すと、自分が崩れてしまうように感じるから

たとえば、

・私は我慢するべき
・人に迷惑をかけてはいけない
・ちゃんとしていないと価値がない

こうした信念を持っていると、

それを守るために

他人や自分を“正しさ”で裁くようになる

のです。

■ 正しさは、あなたを守ってきた

ここで大切なのは、

その正しさは、これまでのあなたを守ってきたもの

だということ。

・否定されないために
・嫌われないために
・傷つかないために

あなたは無意識に、

「正しくあること」で自分を保ってきた

のです。

だからこそ、

それを否定する必要はありません。

■ でも、その正しさが苦しさを生む

問題はここからです。

握りしめた正しさは、同時に“自由”を奪う

・相手を許せない
・柔軟に考えられない
・常にどちらが正しいかで苦しくなる

そして結果的に、

関係性が硬直し、同じパターンを繰り返す

ようになります。

■ 問い:その正しさは、何を守っている?

ここで、少しだけ自分に問いかけてみてください。

  • 私は何を「正しい」と思っている?
  • それに反する人を見ると、なぜこんなに反応する?
  • その正しさを持つことで、何を守っている?
  • もしそれを手放したら、何が怖い?

この問いは、

正しさの奥にある“本当の感情”に触れるためのものです。

■ 正しさの奥にあるもの

多くの場合、その奥にあるのは

・怖さ
・不安
・無価値感
・過去の傷

です。

そして、

それを感じたくないから、“正しさ”で蓋をしている

という構造があります。

■ 正しさを緩めると起きる変化

正しさを「手放す」というより、

少し緩めることができると

世界の見え方が変わります。

・相手にも相手の事情があると見える
・自分を責めなくなる
・関係性に余白が生まれる

つまり、

「戦うか我慢するか」以外の選択が生まれる

のです。

■ まとめ

「私は正しい」

その感覚は、これまであなたを守ってきた大切なものです。

でももし今、

苦しさを感じているとしたら

その正しさが、今のあなたには合っていないサイン

かもしれません。

必要なのは、

否定することではなく

その奥にある感情に気づくこと

それができたとき、

あなたは初めて

“正しさ”ではなく“自由”で選べる自分”へと変わっていきます。

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