心の雑草を抜く「問いの習慣」

― なぜ、今これが起きているのか? ―

出来事について、
自分の思考が気になって離れない時、
延々とそのことについて考え続けていませんか?

無意識的にそうし続けているということは、
何かしら、心の奥底にはびこる
**“雑草(思考の癖)の根っこ”**があるのかもしれません。

雑草は、茎や葉を握って思いっきり引っ張ると、
根っこごと抜けます。

同じことを考え続けてしまう。
気にしすぎてスッキリしない。

それは、心に雑草が生えているような状態です。

そして、それを解消していくのが
**「問い」**です。

どんなに深い学びや知識があっても、
問いがなければ内観は始まりません。

■私たちは“反応”の中で生きている

日常の中で私たちは、

・イライラする
・傷つく
・不安になる
・誰かを責めたくなる

といった感情に出会います。

その瞬間、

「なんであの人はこうなの?」
「どうしてこんなことが起きるの?」

と、無意識に外側へ意識を向けています。

でも、その問いのままでは、
雑草は抜けません。

■問いの方向を変える

ここで必要なのは、問いの向きを変えること。

外側ではなく、内側へ。

「なぜ、今これが私に起きているのか?」

この問いに変えた瞬間、
意識は“現実の被害者”から抜け出し、
“意味を受け取る側”へと移ります。

■問いは根っこに届く

この問いを持つことで、

・我慢していたこと
・本当は嫌だったこと
・見ないようにしていた感情

が、少しずつ浮かび上がってきます。

それは、雑草の“葉”ではなく、
根っこに触れているサインです。

■すぐに答えは出なくていい

問いを投げたとき、
すぐに明確な答えが出なくても大丈夫です。

むしろ大切なのは、
問いを持ち続けること。

日常の中で、

・ふとした会話
・目に入る言葉
・繰り返される出来事

それらがヒントとなり、
ある瞬間に「これか」と腑に落ちる時が来ます。

■カオスからコスモスへ

意味がわからない出来事は、
ただのカオス(混沌)に見えます。

でも問いに向き合い、
出てきた言葉を書き出していくことで、

霧に隠れて見えていなかったものが、
少しずつ輪郭を持ちはじめます。

その過程で、

頭が重くなったり、
不快な感情が浮かび上がることもあります。

それは、これまで無意識に避けてきた感情が、
ようやく表に現れて意識に到達したサインです。

無理に消そうとせず、
ただ気づき、感じることを許していくと、

握りしめていたものは、
自然とほどけていきます。

何度も繰り返していた出来事は、
そこで役目を終え、

やがて

“意図のある流れ”としての現実が動き出します。

これが、
カオス → コスモスへの転換です。

■問いを習慣にする

問いは一度きりではなく、
日常の中で使い続けることで力を持ちます。

・感情が動いたとき
・違和感を覚えたとき
・同じパターンを感じたとき

そのたびに、静かに問う。

「これは、何に気づくために起きている?」

その積み重ねが、
心に生えた雑草を少しずつ抜いていきます。

■COTREEにおける「問い」

COTREEではこの「問い」を通して、

・無意識の思考の癖
・繰り返される人生パターン
・感情の奥にある本音

を見つけていきます。

問いは、あなたを責めるものではなく、

脳にはびこる思考癖の根っこを引き抜く行動です。

■問いかけ

最近、繰り返し考えてしまう出来事は何ですか?

その出来事に対して、
一度だけでいいので問い直してみてください。

「なぜ、今これが起きているのか?」

その問いの奥に、
あなたの答えはすでに存在しています。

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